ゲストハウスで働いてみて in 岡山

2016/6 ~

岡山 ELEVEN VILLAGE 吹屋での経験

退職後、すぐにお世話になったのが、

岡山の高梁市にある”ELEVEN VILLAGE”というゲストハウスでした。

 

 

 

HP >> https://elevenvillgae.jimdo.com

私が ELEVEN VILLAGE 吹屋を記事にまとめたのは、こちら

 

なぜ ELEVEN VILLAGE へ ?

 

その半年ほど前に、岡山のとあるゲストハウスでELEVEN VILLAGEのフライヤーを見つけました。

その内容に心惹かれ、私は一瞬でファンになりました。

いつか絶対遊びにいこう、会いに行きたい、と密かに思っていました。

 

そのフライヤーがこちら

 

そして、たまたまELEVEN VILLAGEのサイトを見ていたら、過去に

フリーアコモデーション

( free accommodation:宿泊施設のお手伝いをするかわりに、

宿泊料無料で寝泊まりが出来るという仕組みのこと、お給料は発生しません。)

の募集をしていた時期があったので、ダメもとでお願いしてみたら、

実際遊びに行き、話してみて、決めることになりました。

 

同じ岡山県といっても、高梁市に訪れたのはその時が初めてて、

ELEVEN VILLAGE のある吹屋ふるさと村は、高梁市でもさらにその山奥にありました。

 

 

 

そして、その後、ELEVEN VILLAGE 吹屋初代ヘルパーとして、

2016年6月に少しだけ、お手伝いさせていただきました。

 

ELEVEN VILLAGE 吹屋、高梁市で過ごした時間、体験は、私にとって、とても刺激的なものでした。

 

 

ELEVEN VILLAGE 吹屋で 新たな生活 スタート


やっとの思いで会社を退職し、新たな一歩を踏み出した最初の場所。

 

不安に押しつぶされそうになりながらも、ドキドキワクワクしながら、

次の日に訪れたのが、ELEVEN VILLAGE 吹屋です。

 

ゲストハウスのお仕事も、地元を離れて違う土地で生活することも、

知らない人だらけの新しい環境も、田舎暮らしも、全部全部が初めてでした。

 

 

ElEVEN VILLAGE 吹屋、高梁市で過ごした時間、経験は、

私にとって、本当に刺激的なもので、今までの考えが一瞬で覆えされました。

 

 

初日には、オーナーの田川さんとお話しをし、ここで自分がどうしたいか、何がしたいか、

などの簡単なワークショップをしてくださり、

自分自身のことをしっかり考え、向き合うお手伝いをしてくださりました。

 

 

そして、限られた時間の中で、吹屋ふるさと村の ELEVEN VILLAGE という場所で、

自分がどうしていくか目標、課題が見えてきました。

 

 

仕事を辞めてから、いろんな人と会い、話す機会が増える中で、

よく悩まされたのが、”なぜ?”を問われ、考えさせられること。自分が、思った以上に自分のことを知らない。

考えてこなかったということに気がつきました。

なにが好きか?なぜ好きなのか?なぜそれがしたいのか?なぜそう思ったのか?

自分が自分自身を言葉にすることが苦手だということにも気がつきました。( 今もなお私の課題です。)

 

ここでもそうでした。思っていること、伝えたいことは山ほどあっても、伝えることが出来ない。

うまく言葉に出来ない。そんな自分でした。

 

吹屋は、時間がゆっくり流れている気がします。

今まで、仕事が終われば、バイトに行くか、遊びに出かけるか、常に多忙な日々を過ごしていたからか、

ゆっくり自分自身を知り、考え、見つめ直す、とても良い環境でした。

 

毎日どんなことをしていたかというと、

 

朝10時  掃除スタート

ゲストハウスの掃除、洗濯、シーツのアイロンがけ

 

田川さんのお手伝いなど、、、(日によって異なる)

 

平均5時間ほどのお仕事でした。

 

吹屋の皆さんに挨拶に行ったり、もらってきたレトロな家具たちをキレイにしたり、

分かりやすく表記を作ったり、地域のイベントに参加したり、

田川さんのお家に遊びに行かせてもらったり、、、と毎日楽しく過ごさせてもらいました。

 

たまたま閑散期というのもあり、ゲストは少なかったですが、

ゲストさんがいるときは、一緒にお話ししたり、星を一緒に見に行ったりもしました。

仕事終わりに、ゲストハウスにあるハンモックで本を読んだりしていると、

吹屋の人たちが遊びに来てくれたりもしました。本当にみなさんあたたかくて、ほっこりします。

 

 

感じたこと 思ったこと

 

オーナーの田川さんをはじめ、吹屋の人たちは、本当にみんなあたたかいです。

家族のように近く、仲良くしてくださり、本当に嬉しかったです。

それぞれいろんな思いがあり、好きなことやりたいことを自由にしていて、

そんな姿が、私にはとても素敵で輝いて見えました。

 

みんなこんな面白いことしてるんだ、好きなことやりたいこと何やってもいいんだ、

人生もっともっと楽しめるんだ!と、心がワクワクしたのを覚えています。

 

頭が固く、変に真面目な私は、初めて外の世界に飛び出したような感覚でした。(笑)

狭かった私の視野や価値観が少しづつ広がっていきました。

 

そして、ゲストハウスがもっともっと好きになりました。

 

 

また、新しい発見もたくさんありました。

自給自足の田舎暮らしや地域おこし、移住や教育のことなど、

今までの生活では知るきっかけもなく、考えたこともなかったけど、とても興味深かく面白かったのです。

蒔を割り、火をおこし、釜でご飯炊き、みんなで作って食べるごはんは格別だということ。

自分がこんなにも田舎暮らしに幸せを感じること。

自分がこんなにも小さな幸せに気づけていなかったこと。

 

実際経験して、感じてみないと分からないものですね。

 

 

 

 

 

雨の中、森のようちえん♪

雨が降っていることに対して大喜びで外で遊んでいる息子ソラくんを見て、

忘れていた何かをふと取り戻したような、、そんな気持ちになりました。

 

シンプルなことだけど、大切なこと。

 

 

 

写真を撮ろうと待ち構えていたら、おじちゃんがひょこりと出てきて、

『お〜い、撮れたか〜?』って、満面の笑みで声をかけてくれました。

 

 

ソラくんとお散歩。近所の方が会う人会う人声をかけてくれます。

 

 

星空も綺麗でした。

 

 

天気の良い日には、みんなで外で手作りの美味しいご飯を食べたり、

薪から火をおこし炊いたお米でおにぎりを食べたり、

縁側でレコードプレーヤーで音楽を流しているのに耳を傾けながら、

ゆっくり本を読んだり、ソラくんと遊んだり、、、

そんな、ちょっとしたことに心から幸せだな 〜〜〜 と、感じることが出来ました。

 

 

 

大自然の中に、ひっそりある吹屋ふるさと村。

自給自足、田舎暮らし、何もないかもしれない。不便かもしれない。

しかし、なにもないからこそ感じれること、豊かさがそこにはたくさんありました。

人と自然、そしてそこから生み出されるたくさんのものが、何度も私を幸せいっぱいにしてくれました。

 

普段気づかないこと、感じないようなこともきっと感じれます。

 

 

 

とっても短い期間だったけど、私にたくさんの刺激と気付きを与えてくれた ELEVEN VILLAGE、

そして、田川家をはじめ、吹屋の方たち。

 

お散歩に行くと声をかけてくれたり、私に会いにゲストハウスに遊びに来てくれたり、

星空を撮りたい!と言うと、親身に撮り方を教えてくれたり、、、

そんな人と人との繋がりやあたたかさから、

ELEVEN VILLAGE 吹屋をもっと好きになっていくのだと思います。

 

人があたたかいと感じるから、素敵だから、好きだから、会いたいと思えるから、

また、遠くても足を運ぼうと思えるのです。そんな素敵な場所です。

 

 

ELEVEN VILLAGE 吹屋 は、今もどんどん進化していっています。

田川さんのパワーはすごい。私も頑張ろう!といつも思わされます。

 

 

 

興味のある方は、ぜひ行ってみて、感じてみてください。

 

 

ELEVEN VILLAGE 吹屋 HP

https://elevenvillgae.jimdo.com

 

アクセス

 

 

 

岡山にも素敵なところがたっくさんあります。ね。

 

おーしまいっ

One Comment

Add a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です