ゲストハウスでの”人との出会い”が私を救った

なんでゲストハウスをオープンしたの?という質問をよくされますが、

一言で言うと私自身が ”人との出会い” で人生がもっと豊かになったからです。

 

それまでの私は、

高校卒業後、デザインの道へ進学を希望していましたが家庭の事情により就職。

進学資金を貯めながら、実力をつけるため某縫製会社へ就職しました。

 

ですが、好きでもない仕事に楽しみは見出せず、

少ない給料で進学資金はなかなか貯まらない、、

ダブルワークをするものの心身共に疲れていき、、

かといって大きな会社だったので”安定”を手放すことに恐れ、、

 

そこまでして進学したいのかな?

私のしあわせな人生ってどんなだろう?

よく分からなくなってしまい、

人生に希望を持てなくなってしまいました。

 

あ〜私の人生こんなもんか、、

なんかおもしろくないな〜

漠然とした不満と疑問を抱きながら、キラキラしたSNSを羨ましく眺める私でした。

 

そんな ”自分自身、自分の人生にコンプレックスを抱えていた私” を変えたのが、ゲストハウスでの”人との出会い”でした。

 

たまたま行った一人旅で、安宿としてヒットしたのが”ゲストハウス”。

そこでの普段出会わないような様々な人との出会いや交流の中から、

こんな人生があるんだ

こんなしあわせもあるんだ

そんな選択肢もあるんだ

と知らない世界を知り、視野(人生の選択肢)がどんどん広がっていきました。

 

いいな〜、私には無理だ、出来ない、と思っていたことも

気がつけば、私もしたい!やりたい!に変わっていき、

どうしたらいいだろう?と考え行動するようになり、

 

やっとの思いで一歩踏み出せてからは、

無理だ、出来ない、と決め付けていたのは、”自分”であると言うことに気がつきました。

”出来ない”も”する”も”しない”もすべて自分の選択なのです。。

 

当時の私の周りには、全国各地や世界中を旅している人はもちろんいなかったし、転職やいろんなことにチャレンジしている人もいない中で、

何のスキルもキャリアも持ち合わせていない私が、

好きなことを仕事にしたい!海外に行ったりもっといろんな経験を積みたい!と言っても、

周りからは不安や批判の声ばかり。

 

また、ネットで調べても情報が多すぎて何を信じていいのかも分からないし、

周りにはリアルな情報を持っている人もいない、どこで誰に何を聞けばいいかも分からない状態でした。

 

なのでゲストハウスでの”人との出会い”は、

私にとって、刺激的で一歩踏み出す上でとても助けられました。

 

リアルな情報集めはもちろんのこと、

他人と違っていいんだよ、自分の道を進んでいいんだよ、ということを受け入れてもらえる場でもありました。

 

 

そんなこんなで一歩を踏み出すまで3年程かかりしましたが、

某縫製会社で働いたことも、一歩を踏み出すために働いてきた3カ所のアルバイト経験もすべて無駄だとは思ってないです。

過去があるから、今の私があるのです。

 

一歩踏み出してからは、人生がどんどん加速。

人生だけでなくマインドも少しづつ変化し、人生がより豊かなものになりました。

 

ゲストハウスでの ”人との出会い” が私を救ったように、

ユニハウスも誰かの人生の”きっかけ”になればなと思っています。